中一生徒にしばしば見られ、また、中二生徒も時折見かける演算の誤りがあります。
括弧の外し方です。
例:(3x-7)ー(4x-3)=3x-7-4x+3 となるべきところ、最後の「+3」を「-3」としてしまい、後ろの正負記号を変えることをうっかりしている例は多いです。
括弧の外し方に慣れてきた中二生徒でも、次のような分数の引き算の際に、やはりうっかりして正負記号を間違えることは、割合見かけます(二番目の分数の分子(2x-3)は、-符号がついているので括弧を外すと-2x+3とすべきを-2x-3としてしまう)。